プロテストを受けずにプロになる方法 TPD単年登録者とは?

女子ゴルフ

女子ゴルフのプロになるためにはプロテストに受かるということだけがプロになる方法ではありません

女子ゴルフのプロ資格にはLPGA会員になるものと、1年だけの登録をするTPD単年登録の2つがあり、プロテストに合格していなくてもプロとしてツアーに参戦することができます

 

TPD単年登録制度とは

TPDとはトーナメント・プレイヤーズ・ディビジョンの略で、TPD単年登録とは文字通り1年単位でプロの登録が行える制度のことを言います

プロテストに合格していない場合はこの制度を使ってプロとしてツアーに参戦することが認められています

この制度を利用している(利用していた)選手は意外と多くいます

代表的なのは宮里藍選手で、アマチュアで出場した2003年のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントで優勝した後にTPD単年登録を利用してプロになりました

また日本ツアーに参戦している海外選手はTPD単年登録を利用しています。中でもイボミ選手はTPD単年登録者として2年連続の賞金女王に輝いています

 

TPD単年登録をするためには

登録するだけでプロになれるなら自分もと考える方もいるかもしれませんが、誰もが登録できるほど甘くはありません

TPD単年登録をするためには

①QTでサードステージ以降に進出する
②主催者推薦などで出場したツアーの大会で優勝する

というような条件をクリアしてなければなりません

またTPD単年登録とLPGA会員では待遇面の違いも多くあります

一番の違いはLPGA会員は期間がないのに対してTPD単年登録は1年ごとに登録が必要となり、毎年54万円の登録料を納めなければなりません(LPGA会員は入会金60万円と月会費6,000円を負担)

そしてQTのエントリーフィが倍だったり(TPD単年登録者108,000円に対し会員は54,000円)、ホテルやレンタカーを優待料金で利用できるなどの福利厚生がTPD単年登録者には受けられないなどの違いがあります

 

TPD単年登録から正会員へのルート

やはりツアーに参戦していくのにはLPGA会員となる方が色々とメリットが大きいようです

イボミ選手のように日本で20勝以上しているTPD単年登録者でもプロテストを受ける以外にLPGA会員にはなれませんでしたが、2017年からのルール改定によりTPD単年登録者が正会員になるルートが復活しました

その条件は

①ツアー優勝
②3年連続で賞金シードを獲得

というものです

 

これにより2017年には次のように多くの選手がLPGA会員となりました

※2017年にルール改定適用で会員となった選手

イ・ボミ、キム・ハヌル、テレサ・ルー、畑岡奈紗、フォン シャンシャン、森田遥、カンスーヨン、イ・ミニョン、キム・ヘリム

 

ちなみにツアー優勝者に会員資格を与えるというルールは、2011年7月末に一度廃止となって2017年に復活したものなので、宮里藍選手やアン・ソンジュ選手などは廃止前にルール適用となってLPGA会員になっています

 

若手や海外選手など色々な選手がツアーに出られるようになって女子ゴルフがもっと盛り上がるといいですね

 

 

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