ゴルフ界では2019年からのルール改正が色々と話題になっていますが、アマチュアゴルファーにとっての朗報の一つは距離計測器が使用可能となったことだと思います
すでにプライベートでのラウンドなどで使っている方も多いと思いますが、距離計測器は特に初心者やアベレージゴルファーの力強い味方となり、スコアアップにも繋がる秘密兵器ともなりえる道具です
今回は距離計測器の種類や初心者やアベレージゴルファーにおすすめの機種などを紹介していきますので、是非参考にしてみて下さい
距離計測器とは
ゴルフの距離計測器とは「自分の立っている地点から目標地点（例えばピンやグリーンエッジなど）までの距離を計測する機械」のことです
距離計測器は2019年のルール改正までは基本的に使用は認められていませんでした。使用が認められていなかったということは、逆に使用することでメリットがあると言えるのでしょう
どんなメリットがあるのかいくつか挙げるとすると
- 自分の番手ごとのキャリーが把握できるようになる
- ハザードにつまりにくくなる
- プレーファスト効果
などがあると思います
特に１と２についてはスコアアップに直結してくることなので使わない手はないですよね
「打ってみないとどれだけ飛ぶか分からないし自分には必要ないかな」なんて考える初心者の人もいるかもしれません。
ただ初心者こそ距離計測器は必需品だと思います
特に100ヤード以内のアプローチの場面では非常に重宝します。初心者はとりあえず早く打たなければならない状況になり、あまり距離を確認せず打ってしまうということが多いのではないでしょうか
そんな時に距離計測器があればすぐに距離を確認できるので、ミスを減らすことできスコアアップにも繋がってきます。試してみる価値はあると思いますよ
距離計測器の種類
距離計測器は大きく分けてGPS式とレーザー式に分けられます。違いは距離計測の方法で、GPSを使って計測するかレーザー反射で計測するかということです
それぞれメリットやデメリットもあるのでそれを含めて紹介してきます
GPS式距離計測器
GPS式の距離計測器は主に腕時計型・コースレイアウト表示型・アプリ型に分けられますが、どれも衛星からの電波を受信して計測する方法です
GPS式のメリットとしては
- レーザー式に比べて価格が安い
- 持ち運びや計測が手軽に出来る
- コースレイアウトやハザードが確認できる（レイアウト機能付き）
- 初心者向き
などが挙げられます
逆にデメリットとしては、「距離測定に多少の誤差が生じる」「登録になっていないコースでは使えない」などがありますが、誤差と言っても数ヤード程度ですし、通常のゴルフ場はほぼ登録になっているので極端に心配する必要はないかと思います
レーザー式
レーザー式は計測したい先にレーザーを照射して計測します。大きさの違いはありますが形状としては上の画像のようなものです
レーザー式のメリットとしては
- 距離計測が正確
- 使える用途が広い（コース以外にも練習場でも使用可能）
などですね
実測するのでピンまでの距離が分かるのはもちろんですが、前の組までの距離を測ることもできて打ち込み防止にも役立ちます。また練習場でも計測することが可能なので、ヤード表示までの実距離を確認できたりもします
逆にデメリットとしては、「価格が高め」「見えるところしか計測できない」といった点があります
レーザー式は目的物にレーザーを当てて距離を計測するので、ドックレックでボールの落下地点が見えない時や砲台グリーンでピンが見えないなどといった状況では計測することができないということになります
初心者におすすめ距離計測器
ズバリ初心者におすすめの距離計測器は腕時計型のGPS式距離計測器です
その理由として初心者はクラブを何本か持って歩きまわることが多いので、持ち運びに便利なものが一番適してると思います
腕時計型であれば持ち運びを考えることなく、クラブを選択する前にちょっと距離を確認するだけでOKで、プレーファストにも繋がります
自分も腕時計型のGPS式距離計測器を愛用していますが、簡単に残り距離を把握できるので本当に重宝しています。一度使うと着けていないと不安になるくらいです
値段的にも比較的手頃になっているので、最初に使う距離計測器としておすすめですよ
まとめ
今回は距離計測器について説明してきました。
距離計測器の使用がせっかくルール上で認められたのですから使わない手はないと思います
一度使うと手放せなくなると思うので、まだ使ったことのない方は是非この機会に試してみて下さい
