タイガー・ウッズやジャスティン・ローズ、ローリー・マキロイ、セルヒオ・ガルシアなど錚々たるPGAツアーのプロ達が使用して注目を集めた『テンセイオレンジ』
特にローリー・マキロイが使用して爆発的に飛距離を伸ばしたことで大きな話題となりました
日本ではまだなじみの少ないシャフトですが、この「テンセイオレンジ」が日本でも発売となりました
そこで今回は「テンセイオレンジ」シャフトの特徴やスペックなどを紹介していきます
「テンセイオレンジ」シャフトとは?
「テンセイオレンジ」は大手シャフトメーカーである三菱ケミカルのシャフトで、正式な名称は『TENSEI CK Pro Orange』です
三菱ケミカルのシャフトといえば「Diamana(ディアマナ)」「Kurokage(クロカゲ)」「FUBUKI(フブキ)」が日本ではメジャーになっていますが、アメリカではこの「TENSEI」シリーズもラインナップが揃っていて、日本でも発売となった「オレンジ」の他に「ホワイト」「ブルー」「レッド」の計4種類のモデルがあります
この「TENSEI(テンセイ)」というネーミングは、「数多くの素材が高性能シャフトとして転生する」ということに加えて「天性」「転成」「点睛」といった色々な意味を込めて名付けられています
『TENSEI CK Pro Orange』の特徴やスペック
『TENSEI CK Pro Orange』の特徴
三菱ケミカルのサイトでは次のように紹介されています
タングステンプリプレグシートをバット側に配置する最適重量配分設計により、フィニッシュまでストレスのない振りぬきを実現。
炭素繊維と高強度で衝撃安定性に優れるケブラー®*繊維のハイブリッドクロスが、これまでにない新たなスイングフィールをもたらします。
ちょっと分かりにくいですので、ざっくり言うと「手元側に重心を寄せて設計し、振りぬきやすさ実現した」ということになります
振りぬきやすくて弾道直進性も高いので、「テーラーメイド M5」や「EPIC FLASH」なんかとも相性の良いシャフトに仕上がっているようです
『TENSEI CK Pro Orange』のスペック
硬さ | 重量 | トルク | キックポイント | |
TENSEI CK Pro Orange 50 | R | 53.5g | 5.0 | 手元調子 |
TENSEI CK Pro Orange 50 | S | 57.0g | 4.9 | 手元調子 |
TENSEI CK Pro Orange 50 | X | 58.5g | 4.9 | 手元調子 |
TENSEI CK Pro Orange 60 | R | 60.5g | 3.6 | 手元調子 |
TENSEI CK Pro Orange 60 | S | 63.5g | 3.5 | 手元調子 |
TENSEI CK Pro Orange 60 | X | 66.0g | 3.4 | 手元調子 |
TENSEI CK Pro Orange 60 | TX | 67.0g | 3.4 | 手元調子 |
TENSEI CK Pro Orange 70 | S | 71.5g | 2.9 | 手元調子 |
TENSEI CK Pro Orange 70 | X | 73.0g | 2.8 | 手元調子 |
TENSEI CK Pro Orange 70 | TX | 74.0g | 2.8 | 手元調子 |
TENSEI CK Pro Orange 80 | TX | 85.0g | 2.6 | 手元調子 |
50g台のシャフトから「硬さX」のスペックが用意されています
硬めのシャフトがお好みの人は試してみる価値があると思います
まとめ
今回は『TENSEI CK Pro Orange』の特徴やスペックなどを紹介しました
日本ではまだそれほどではないですがPGAツアーでは人気も高まっており、特に飛距離性能
ただ日本発売と同時にPINGの2019年モデルである「G410」シリーズのドライバーで、メーカー標準のカスタムシャフトにラインナップされたので、これから注目度は更に上がっていくでしょうね